消防設備技術講習に行ってきました。
消防設備等の点検報告に関する課題。
建物には火災を検知する設備や、火災が発生した時の消化設備等が付いています。これらの設備は、定期的に点検をして消防署に報告をすることが法律により定められています。これは、平常時には使用することがないため、いざという時に確実に作動し機能を発揮するか日ごろから確認することが重要だからです。
しかしながら点検報告率について、全国平均では55.2%であり、山形県においては47.5%にとどまっています。(2023.3.31時点)
約50%の建物が点検報告がなされていません。これは、火災が発生したときに設備が稼働するか確認されていないことを意味します。
大きな建物でも戸建住宅でも日ごろの点検は必要です。
アパートでもご自宅でも、火災報知機や消火器など、自分でできる点検もあります。身近なところから確認してはいかがでしょうか。